2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

口蹄疫 まとめ(その21)

終息に向けてまた一歩前進。都城で陰性が確認できなかった1頭が、非特異反応による偽陽性であることを祈りたい。 都城市・日向市における清浄性確認検査の進捗状況について 1 経緯 ・都城市を中心に設定されている移動制限区域においては、最終発生例である2…

口蹄疫 まとめ(その20)

ようやくゴールが見えてきたというところか。まだ、ワクチン接種した家畜の殺処分が3万頭あまり残っているし、ワクチン接種に同意していない農家への対応も残っている。とはいえ、新たな発生がなければ、確認検査の上で移動・搬出制限が解除になって終息宣言…

口蹄疫 まとめ(その19)

金曜から土曜にかけて宮崎市で疑い事例が確認され、検査結果が判明して以来、新たな発生は確認されていない。日向市、都城市では清浄性確認検査が22日から始まる。 移動制限等解除に向けた清浄性確認検査について 1 清浄性確認検査について ・ 都城市を中心…

口蹄疫 まとめ(その18)

発症確認から殺処分、埋却完了まで確実に早くなっているのではないだろうか。 宮崎県における口蹄疫の疑い事例290例目の検査結果等について(平成22年6月17日) 1 290例目(国富町)の検査結果等について ・本日、宮崎県東諸県(ひがしもろかた)郡国富町の…

口蹄疫 まとめ(その17)

臨床症状を写真判定し、その結果をもって殺処分を決定するようになってから処理速度は格段に上がっている。これなら、ワクチネーションリングの外側での発生にも十分に対応できるのではないだろうか。また、新たな疑似患畜が発見された場合は、半径1キロ圏内…

口蹄疫 まとめ(その16)

宮崎市、日向市でも発生。北と南に広がる。リングワクチネーションを実施した地域の外側での発生が気になる。消毒に不備があったのか? 飼料や家畜(現在、実際に家畜を運搬するようなことはないとは思うが)を運搬するような大型トラックの場合、タイヤが一…

口蹄疫 まとめ(その15)

都城でも出てしまった。県内最大にして全国有数の畜産地帯だけに、早期の封じ込め、特に豚への伝播防止に努めてもらいたい。 また、牛の異動履歴も気になるところ。家伝法とは別に牛トレサ法に基づいて、個体識別番号(10桁の数字の書かれた耳標で管理されて…

口蹄疫 まとめ(その14)

防疫作業のお手伝いのため、宮崎へ行って、派遣期間終了後の自宅待機期間にあれこれ考えているうちに更新が滞ってしまった。現地で見たことについては、忘れないうちにまとめよう。まずはデータの更新。 少し発生ペースが落ち始めているかも?もちろん楽観は…